「ビッグ・フィッシュ」をフルで無料視聴できる
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2003年、アメリカで制作された映画『ビッグ・フィッシュ』について、紹介と感想をまとめた記事です。
『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』など、
幻想的な世界の紡ぎ手として知られるティム・バートンが監督を務めました。
ダニエル・ウォレス(Daniel Wallace)のベストセラー『ビッグフィッシュ - 父と息子のものがたり』を原作にジョン・オーガストが脚色した作品で、劇場公開翌年の2004年には第76回アカデミー賞作曲賞にノミネートされました。さらに2004年に第61回ゴールデングローブ賞の最優秀作品賞、最優秀助演男優賞、最優秀作曲賞、最優秀主題歌賞にノミネートされました。
今回はそんな『ビッグ・フィッシュ』の感想(ネタバレ注意)、見どころ、無料視聴の方法などについて紹介します。
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memo
ビッグ・フィッシュ (2003)
原題: Big Fish
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト
出演者:
ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング、ヘレナ・ボナム=カーター、アリソン・ローマン、ロバート・ギローム、マリオン・コティヤール、マシュー・マッグローリー、ミッシー・パイル、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・デヴィート、ダニエル・ウォレス、トレヴァー・ガニョン、デヴィッド・デンマン、マイリー・サイラス
見どころ
ファンタジーと現実を織り交ぜて描く父と息子の感動物語。『PLANET OF THE APES/猿の惑星』の鬼才ティム・バートン監督が同名ベストセラーを映画化。虚言癖のある父親役に『エリン・ブロコビッチ』のアルバート・フィニー、その若き日を演じるのは『スター・ウォーズ/エピソード2』のユアン・マクレガー。その他にジェシカ・ラング、スティーブ・ブシェミ、ヘレナ・ボム=カーターなど脇を固める俳優陣も個性派揃い。ティム・バートンならではのファンタジックな映像にのせて展開される感動の人間讃歌。あらすじ
ジャーナリストのウィル(ビリー・クラダップ)とジョセフィーン(マリオン・コティヤール)の結婚式で、ウィルの父親エドワード(アルバート・フィニー)がウィルの生まれた日に釣った巨大魚の話を始めるのだが……。
出典:cinematoday.jp
ビッグ・フィッシュの 登場人物(キャスト)
エドワード・ブルーム【回想】 (ユアン・マクレガー) |
エドワード・ブルーム (アルバート・フィニー) |
サンドラ・ブルーム【回想】 (アリソン・ローマン) |
サンドラ・ブルーム (ジェシカ・ラング) |
ウィル・ブルーム (ビリー・クラダップ) |
ジョセフィーン・ブルーム (マリオン・コティヤール) |
巨人カール (マシュー・マッグローリー) |
ジェニファー・ヒル / 魔女 (ヘレナ・ボナム=カーター) |
ノザー・ウィンズロー (スティーヴ・ブシェミエ) |
ベネット医師 (ロバート・ギローム) |
ネタバレ注意
空想ばかり語る父を嫌っていた息子が、物語を通して本当の父の姿を知り、心を開いていく映画です。
~お父さんのくれた、最高のおとぎ話~
『ビッグ・フィッシュ』の感想、見どころをストーリーと共に
主人公・ウィル(演/ビリー・クラダップ)は、ジャーナリストで生計を立てる男性。
もうすぐ子供が生まれ、父親になります。
ウィルの父・エドワード(演/ユアン・マクレガー)は昔から、ホラ話が大得意でした。
ウィルの生まれた日、結婚指輪をエサに巨大な魚を釣り上げた話。
身長5メートルもの大男と共に旅をした話。
狼男が団長を務めるサーカス団で働いた話。
戦時中、下半身の繋がった双子の美人姉妹に出会った話。
楽しい話をつぎつぎと生み出すエドワードは周りの人たちから、ユーモアに満ちた楽しい人として愛されました。
が、息子のウィルだけは、そんな父をどうも好きになれませんでした。
誰しも心当たりのあるように、思春期を過ぎた子供は、自分の親に常識人であって欲しいと願うもの。
誰と会う時も、奇天烈な話ばかりを語り散らす父に、ウィルはウンザリしていたのです。
この映画は、エドワードの回想と現在を行き来しながら物語が進んでいきます。
エドワードの回想シーンは、まるで童話の絵本のように幻想的!
そして現代のパートでは、父と息子の深い人間ドラマが描かれます。
さて、病気で死期が近くなった父を前にしても、エドワードに対する苦手意識が抜けきらないウィル。
いつも父はホラばかり吹くが、本当はどんな人生を歩んできたのだろう・・・。
エドワードは若いころ、セールスマンとして各地を飛び回っていたため、ほとんど家にいませんでした。
家を空けている間、母以外の女性に浮気でもしていたのではないか。
自分たちと過ごす時間が楽しくないから、父は空想ばかりを語るのではないか。
そんな不安をエドワードに打ち明ける際の、ウィルの言い回しがとても素敵。
「氷山は全体の10パーセントしか見ることができない。残りの90パーセントは海の中に沈んでいるから。・・・それと同じで、見えない部分の父さんが知りたいんだ」
自分が知らない部分の父を、どうしても知りたくなったウィル。
物置の書類を手掛かりにして、かつて父と親しかったという女性・ジェニファーを訪ねます。
ジェニファーはウィルに語りました。
「私はエドワードを心から愛していた。でもエドワードにとって女性とは、二種類しかいない。
サンドラ(妻)か、それ以外の女性か。
あなたのお父さんにとっては家族だけが現実で、それ以外はおとぎ話なの」と。
エドワードの、妻に対する一途さが何とも微笑ましいです。
父の心の中が分かったことでウィルも、ようやく父に対するわだかまりが解けるのでした・・・。
物語の終盤では、エドワードにいよいよ臨終の時がせまります。
病床のエドワードは、「私の最期は、お前自身が考えてくれ」とウィルにお願いしました。
父に代わって、今度はウィルがおとぎ話を紡ぎます。
「父さんと僕は病院を抜け出し、川まで走る。川の真ん中には母さんが立って、父さんを待っているんだ。
川辺には、今までの人生で父さんが出会った人たちが、皆集まっている。
彼らに見守られながら、父さんは母さんに結婚指輪を渡す。
そして巨大な魚となって川へと帰っていくんだ。いつも話してくれた、あの大きな魚になって」
ウィルは、エドワードがよく語っていた巨大な魚とは、エドワード自身の比喩であると気づいていたのです。
息子のおとぎ話を聞き終えたエドワードは満足そうな笑みを浮かべ、息を引き取りました。
エドワードのお葬式には、とてもたくさんの人が集まりました。
普通の人間より少し長身の男。
サーカスの団長。美人な双子姉妹など・・・。
彼らは皆、エドワードの空想話に登場した人ばかり。
彼の話にはだいぶ誇張があったけれど、真っ赤な嘘ではなかったという事です。
そして、お葬式に集まった人の数はそのまま、エドワードに笑顔を貰った人の数。
見終わった後には、不思議と心が温かくなっている作品です。
人生でたくさんの人を幸せにしたエドワードこそ、誰にも釣られることのない“ビッグ・フィッシュ”なのだと思いました・・・。
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まとめ
この映画は、想像力の大切さを改めて教えてくれます。
「誰しも生きている以上、世知辛さを経験することは避けられない。
しかし味気ない現実も、ちょっと脚色するだけで、誰かを楽しませるおとぎ話へ生まれ変わる」
エドワードの生き方からは、そんなメッセージを感じました。
ファンタジー要素と人間ドラマ、両方を味わいたい方にぴったりの作品です。
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