「ベンジャミン・バトン数奇な人生」をフルで無料視聴できる
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2008年に公開されたアメリカのヒューマンファンタジー映画。日本での公開は2009年。
原作はF・スコット・フィッツジェラルド氏の短編小説。
第81回アカデミー賞では全13部門にノミネートされ、美術賞・視覚効果賞・メイクアップ賞を受賞した。
今回はそんな『ベンジャミン・バトン数奇な人生』の(ネタバレ)感想についてご紹介しております。
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)
原題:The Curious Case of Benjamin Button
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
メイクアップ:カズ・ヒロ(辻一弘)
出演者:
ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、
ジェイソン・フレミング、イライアス・コティーズ、ジュリア・オーモンド、
エル・ファニング、タラジ・P・ヘンソン、フォーン・A・チェンバーズ、ジョーアンナ・セイラー 他
2008年に公開されたアメリカのヒューマンファンタジー映画。日本での公開は2009年。
原作はF・スコット・フィッツジェラルド氏の短編小説。
第81回アカデミー賞では全13部門にノミネートされ、美術賞・視覚効果賞・メイクアップ賞を受賞した。
見どころ
F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが映画化した感動巨編。第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。主人公のベンジャミン・バトンを演じるのはフィンチャー監督作に3度目の主演となるブラッド・ピット。共演は『バベル』でもブラッドと顔を合わせたケイト・ブランシェット。誰とも違う人生の旅路を歩む、ベンジャミン・バトンの運命の行方に注目だ。あらすじ
80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。
出典:cinematoday.jp
登場人物(キャスト)
ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット) 生まれてすぐに捨てられ、80歳から若返るという奇妙な運命に見舞われる。 |
デイジー・フューラー(ケイト・ブランシェット) クイニーが営む施設の入居者の孫娘。6歳の時にベンジャミンと出会い、ベンジャミンにとって特別な存在となっていく。 |
クイニー(タラジ・P・ヘンソン) 老人施設“ノーラン・ハウス”を営む黒人女性。 |
キャロライン・フューラー(ジュリア・オーモンド)デイジーの娘。 |
7歳のデイジー(エル・ファニング) 7歳のデイジー |
トーマス・バトン(ジェイソン・フレミング) ベンジャミンの父親。ボタン製造会社のオーナー。 |
マイク船長(ジャレッド・ハリス) チェルシー号の船長。 |
人妻のエリザベス(ティルダ・スウィントン) エリザベス・アボット役 |
ネタバレ注意!
皆、最後は同じ。辿る道が違うだけ「ベンジャミン・バトン数奇な人生」の感想をストーリーと共に。。。
ニューオリンズにハリケーンが近づく中、ある病院では、一人の女性が大往生を迎えようとしていました。
青い瞳が美しい彼女の名は、デイジー。
そばで自分を看取る娘・キャロラインに、死ぬ前にどうしても伝えなければならない事があり、彼女は語り始めます。
ベンジャミンという、人とは違った運命の下に生まれた男性の話を。
彼はしわだらけの老人の姿で生まれ、年をとるたび若返っていき、やがて赤ん坊の姿で死んで行きました。
デイジーの回想を通して、本作はベンジャミンの生涯を描きます。
物語の前半は、ベンジャミンを取り巻く、周囲の人たちの優しさに目が行きます。
皆が、普通とは違うベンジャミンの容姿を不思議に思いつつも、彼を温かく見守ってくれました。
まずは、奇怪な見た目のせいで親に捨てられたベンジャミンを拾ってくれた、老人ホーム経営者のクイニー。
彼女はその後もずっと、育ての親として、実子と同等にベンジャミンを可愛がります。
クイニーが営む老人ホームの入居者達も、ベンジャミンを快く歓迎してくれました。
中でも印象的なのは、ベンジャミンにピアノを教えてくれた、天涯孤独の老婦人です。
彼女がベンジャミンに語る言葉が、グッと心に響くのです。
「ベンジャミン。人は皆、愛する人を失うものよ。失って初めて大切さに気付くの」
後に妻となるデイジーとも、幼少期のうちに出会いました。
二人の運命は既に始まっていたようで、デイジーは初対面で、ベンジャミンが実は老人ではない事を見抜きました。
そして青年期のベンジャミンを自らの船員として雇い、世渡りを教えてくれたマイク船長も、実にいいキャラをしています。
マイク船長は豪快な上にロマンチストで、ハチドリをこよなく愛していました。
ハチドリのすごさ(心臓は1分で1200回鼓動し、1秒間で80回も羽ばたき、羽ばたきを無理に止めると10秒で死ぬ。スローで見ると羽根を8の字に動かしており、8は無限大を意味する[“8”は、横に倒すと“∞”(無限)] )を力説します。
船長の言葉通り、ハチドリはこの映画で何度も、「無限」のシンボルとして登場します。
このように、沢山の人との出会いと別れを通して、喜びも喪失も経験しつつ、ベンジャミンは成長していきます。
見た目がヨボヨボのおじいさんであろうと、その点は私たちと変わりありません。
やがてベンジャミンはデイジーと結婚し、娘のキャロラインを授かるのでした。
物語の後半からは、ベンジャミンの持つ特異体質ゆえに訪れる、孤独や悲しみが描かれます。
ある日、すくすくと育つ娘・キャロラインを見ていたベンジャミンは不安に駆られました。
キャロラインが大人になる頃には、ベンジャミンの姿はきっと少年です。
遊び相手になるのがせいぜいで、とても父親としては振舞ってあげられないと考えるようになってしまいます。
また、妻・デイジーとの見た目年齢の差も、深刻な問題になっていました。
美しさの全盛期を過ぎたデイジーは、しわやたるみが隠せなくなっているのに対し、ベンジャミンの見た目は、20代の美しい青年そのもの。
(演じているブラット・ピットのカッコよさが、前面に押し出されています)
ベンジャミンの隣にいる事で、デイジーはいっそう、自分の老いを気にしてしまうのでした。
『マイ・インターン』という映画の中でも言われていましたが、夫婦とは、共に歳をとっていける関係を指すのだと、この作品でも痛感します・・・。
ベンジャミンの最大の不幸はズバリ、愛する人達と共に歳を取っていけない事でした。
永遠の若さと言えば魅力的な響きですが、周りの人の様子にも目を向けた時、その境遇が決して幸せではない事に気付くのです。
キャロライン達に必要なのは、一緒に老いていく事が出来る父親だと考えたベンジャミン。
彼は自らの全財産をデイジーに託すと、そのまま何処かへ消えてしまいました。
その後ベンジャミンは、一人で色んな土地を旅して回ります。一つ所にはとどまらず。
人間関係も、その場限りの物しか築きませんでした。
デイジーの方は、自分や娘を大切にしてくれる男性と再婚し、平穏な日々を過ごしていました。
(キャロラインが主に記憶しているのはベンジャミンでなく、こちらの男性でした)
それから何十年も経って、デイジーがすっかり老婆になった頃、彼女はベンジャミンと再会します。
ベンジャミンは見た目こそ子供でしたが、認知症を患っている上に目もほとんど見えず、少年らしい元気さは皆無でした。
ベンジャミンの姿を痛ましく思ったデイジー。
自分はまだ頭がしっかりしていた事もあり、ベンジャミンの面倒を見る事に決めました。
こうしてデイジーは、年を経るごとに赤子の姿へ帰っていくベンジャミンを、誰よりも間近で見守りました。
よく、人は年を取るごとに子供になっていくと例えられますが、それを実際に自分の人生で現したのが、ベンジャミンなのです。
やがてすっかり赤ん坊の姿に戻ったベンジャミンは、デイジーの胸に抱かれながら、穏やかに息を引き取ります。
最愛の人に見守られながら死ねるのはとても幸せな事だと、しみじみと感じるシーンです。
ラストシーンで、物語の舞台は再び現在へ。
全てを語り終えたデイジーにも、臨終の時がやってきます。
「おやすみ・・・ベンジャミン」
そう呟くと、デイジーは眠るように息を引き取りました。
病院の外はハリケーンが直撃しており、大荒れでした。
そんな中、一羽のハチドリが、ベンジャミンとデイジーの愛が無限である事を現すかのように、一生懸命羽ばたいていました。
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まとめ
今回は映画『ベンジャミン・バトン』についてご紹介しました!
本作品の概要は、序盤でクイニーが語る、「みんな最後は同じ。たどる道が違うだけよ」という台詞に集約されています。
「最後は皆同じだからこそ、そこに至るまでの“道”が、とても大事。
一度限りの人生なのだから、他人と比べる事なく、悔いの無いよう堂々と生きて下さい」
・・・そんなメッセージもまた、作中の随所から感じられる作りでした。
忙しい毎日の中、人生についてじっくり考える機会が欲しい方にピッタリの映画です。
気になればぜひ鑑賞してみて下さい!
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