「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」をフルで無料視聴できる
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東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎シリーズ」の「新参者」を基に、
阿部寛主演で放送されたテレビドラマの劇場版。東京・日本橋で起こった殺人事件の謎に挑む
主人公・加賀の姿と、事件に絡む人々の深いきずなを描いていく。
今回はそんな映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』の(ネタバレ)感想についてご紹介しております。
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)
監督:土井裕泰
脚本:櫻井武晴
原作:東野圭吾
主題歌/挿入歌:JUJU
出演者:
阿部 寛 、新垣結衣
溝端淳平
松坂桃李、 菅田将暉、 山崎賢人、 柄本時生、 竹富聖花、 聖也
黒木メイサ(友情出演)、 山崎 努(特別出演)
三浦貴大、 劇団ひとり、 秋山菜津子、 鶴見辰吾、 松重 豊
田中麗奈 、 中井貴一
見どころ
東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎シリーズ」の「新参者」を基に、阿部寛主演で放送されたテレビドラマの劇場版。東京・日本橋で起こった殺人事件の謎に挑む主人公・加賀の姿と、事件に絡む人々の深いきずなを描いていく。メガホンを取るのは、『いま、会いにゆきます』の土井裕泰。新垣結衣、山崎努、中井貴一ほかドラマ版にも登場した黒木メイサや溝端淳平が共演。事件の裏にひそむ家族や恋人との関係にも迫り、ミステリーとしてだけではなくヒューマン・ドラマとしても楽しめる。あらすじ
腹部を刺された状態で8分間も歩き続け、東京・日本橋の麒麟(きりん)の像の下で息絶えた男性。一方、容疑者の男は逃亡中に事故に遭い、意識不明の重体となる。日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)は事件を捜査するにつれ、関係者の知られざる一面に近づいていく。被害者はなぜ必死で歩いたのか、はたまた加害者の恋人が彼の無罪を主張する理由とは……。
出典:cinematoday.jp
相関図を紹介
出典:プリ画像
加賀恭一郎(阿部寛)、中原香織(新垣結衣)、松宮脩平(溝端淳平)
青柳悠人(松坂桃李)、吉永友之(菅田将暉)、杉野達也(山﨑賢人)
横田省吾(柄本時生)、青柳遥香(竹富聖花)、黒沢翔太(聖也)
青山亜美(黒木メイサ)、加賀隆正(山崎努)
青柳武明(中井貴一)
あらすじ
ある夜、東京日本橋の橋の欄干で、胸にナイフを刺された男性が死亡します。
彼は青柳武明(中井貴一)といい、カネセキ金属の部長でした。
同じ頃、近くの場所で、不審な若い男性が逃走中に事故に遭い、昏睡状態にありました。
彼は八島冬樹(三浦貴大)といい、持ち物から青柳の財布と鞄が見つかります。
八島はカネセキ金属に派遣で働いていましたが、途中でやめさせられます。
八島も死にますが、警察は八島を青柳殺しの犯人と断定します。
しかし、警部補加賀恭一郎(阿部寛)は、死の直前に助けを求めなかった青柳の足取りや、
なぜ日本橋に行ったのか青柳の家族が見当もつかないことなどから、独自の調査を進めます。
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ネタバレ注意です!
“加賀恭一郎シリーズ”の9作目を、再び主演に阿部寛を迎えて映画化
「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」の感想。。。
青柳の死亡で、妻と子どもの兄と妹が駆けつけます。
その時の兄・悠人の態度が投げやりです。
青柳が生きていた時の回想シーンで、悠人が水泳部にいた時は、よく話しますが、
水泳部をやめてからは、あまり話ができなくなっていました。
中学生から高校生の時は、親と話をしなくなる頃で、親が対応に苦慮している様子がとてもよくわかりました。
この時期は親の努力が空回りになることもあると考えた方がよいかもしれません。
八島の恋人への事情聴取で、彼女は「彼はそんなことをする人ではない」と言い切りますが、
持ち物の中から青柳の財布や鞄を見せられると「わからなくなりました」と迷います。
人に対する信頼は直感的なものなので、いろいろな証拠をあげられると、自信をなくすでしょう。
しかし、直感は大切なものです。
一番印象に残っているシーンは、
青柳が労災隠しをしていたという証言があり、悠人や妹は学校で冷たい目で見られるようになります。
そして、相変わらず投げやりな悠人でしたが、途中から父親を信用する言動に変わったのは、
父親のメッセージに気づいたからです。
青柳が死を賭して、伝えたかったことを知り、大きく変化した悠人の姿に、きっと青柳は満足したでしょう。
「麒麟の翼」に込められた願いが伝わった感動のラストシーンでした。
まとめ
ミステリーなストーリーが解き明かされた時に、人のつながりや絆の大切さがありました。
親子の絆、恋人の絆は一見脆く見えても、強固なつながりがあり、胸が熱くなる映画でした。
思春期のお子さまをお持ちの方に、ぜひ見てもらいたい作品です。
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東野圭吾原作の「新参者」シリーズの完結編『祈りの幕が下りる時』は、こちらのレビューをご確認ください。